書誌事項

草山の語る近世

水本邦彦著

(日本史リブレット, 52)

山川出版社, 2003.7

タイトル読み

クサヤマ ノ カタル キンセイ

大学図書館所蔵 件 / 220

この図書・雑誌をさがす

注記

巻末: 参考文献

内容説明・目次

内容説明

山野と人との交わりは、人類発生以来のものでした。日本の歴史にあっても、縄文人と落葉広葉樹の森、古代や近世の大都市建設と山林伐採、中世山岳仏教の展開、杣人や木地屋と林産資源など、多くのテーマがすぐに浮かびます。一八九〇年代に始まる日本の産業革命も、薪や木炭が重要なエネルギー源でした。本書は、そうした山野と人との関わりを、江戸時代の場面で眺めます。稲作農業が満面開花したこの時代、人は生業を通じて山野と深いつながりを持ち、全国の山々はどこも人の姿で満ち溢れていたのでした。

目次

  • 人間と山野の関わり
  • 1 野火と草山
  • 2 草山の景観
  • 3 草肥農業
  • 4 山論・牛馬・新開
  • 5 土砂災害と土砂留
  • 自然と人類史の相関構造

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ