虹よ、冒瀆の虹よ
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虹よ、冒瀆の虹よ
(新潮文庫, ま-19-4,
新潮社, 2003.8
- 上
- 下
- タイトル別名
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虹よ、冒涜の虹よ
- タイトル読み
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ニジ ヨ ボウトク ノ ニジ ヨ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784101283241
内容説明
二人の首領を同時に射殺する暴挙に出た気鋭のやくざ「真昼の銀次」は北国の海岸に立つ高さ100Mの電波塔に潜伏した。人間らしい生き方を選んだ元舎弟の世話になり、大自然の移ろいに身を委ねているうちに、銀次が徹したはずの悪はひび割れてゆく。そんな銀次を“仮面”があざ笑い、“死に神”が地獄へと引きずり込もうとする。そこへ老彫り師が現われ、刺青を彫らせてくれと頼む。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784101283258
内容説明
自身を絶対悪に染めあげるため、虹の刺青を背負った銀次だが、死が周辺の人間に相次ぐ事態に直面して、魂が揺らぐ。生にも死にも見限られ、その狭間であがくアウトローが最後に対決した相手とは…。想像力と言語表現の限りを尽くした豊饒な文体と、従来のハードボイルドを寄せつけない凄まじい緊張の世界が、読む者を圧倒する。人跡未踏の小説世界を築いた丸山文学の傑作長編。
「BOOKデータベース」 より