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無法松の影

大月隆寛著

(文春文庫, [お-30-1])

文藝春秋, 2003.8

Title Transcription

ムホウマツ ノ カゲ

Available at  / 9 libraries

Note

主な参考文献: p349-354

毎日新聞社(1995.11)刊の文庫化

Description and Table of Contents

Description

小説が発表されて以来、映画や歌の題材となり、深く日本人の心に浸透することとなった「無法松」。しかし、あのお馴染みのキャラクターは、戦後の自由と民主主義のもと、変容をとげたものだった。その変容を独得の民俗学的視点で捉え、この国の男らしさをめぐる領域と、リアルな歴史の再生に挑んだ意欲作。

Table of Contents

  • 道よぎる雲の影のように—“松のおいちゃん”の方へ
  • 無松法、一九三〇年代の岩下俊作に舞い降りること
  • 岩下俊作、無法松捜しの世間に辟易すること
  • 岩下俊作、細部に至る確かさを重ねること
  • 岩下俊作、「力」を宿す風景に瞠目すること
  • 無法松、異なる近代をとっととっとっ、と駈けること
  • 無法松、民俗調査されて自己疎外の祇園太鼓を打つこと
  • 無法松、異国人の視線を有する森鴎外に説教すること
  • 無松法、さらに桃中軒雲右衛門を乗せて走ること
  • 無法松、さまざまに複製され読み直されてゆくこと
  • 吉岡良子、戦後民主主義にかりそめの自立を獲得したりすること
  • ハナ肇、無法松と化し戦後民主主義を戦車で通りすぎること—無法松の戦後的変貌

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