かくカク遊ブ、書く遊ぶ
著者
書誌事項
かくカク遊ブ、書く遊ぶ
(角川文庫, 13008)
角川書店, 2003.7
- タイトル読み
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カク カク アソブ カク アソブ
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内容説明・目次
内容説明
子供の頃から読書が好きで、作家、それもハードボイルド作家になりたいと思っていた。しかし大学に入ると遊びに明け暮れ、ついには「除籍通知」が届いた。大学卒業後の将来も、ガールフレンドも失い、空っぽとなってしまった。唯一、残されていたのは、小説家への夢だけだった。「人生の長いまわり道」と言われながらも投稿し続けた。そして父が死んだ一ヶ月後、新人賞受賞の知らせが来た—。デビュー後十年間「永久初版作家」と言われ続けながら、直木賞を受賞し、人気小説家と呼ばれるようになった現在までを綴った。小説を書く、そして遊ぶ、大沢在昌・まるごと一冊。
目次
- まっすぐなまわり道
- 名探偵カッレくん
- デパートで立ち読み
- あの日、僕は六畳の勉強部屋で彼に会い、彼になった
- 海水浴場までの長い旅
- 処女作上演の日
- ヘアリキッドの匂い
- 雑居の時代
- 私の作家前後
- 私の「文学修業」時代〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より