秘密のファイル : CIAの対日工作
著者
書誌事項
秘密のファイル : CIAの対日工作
(新潮文庫, は-36-1,
新潮社, 2003.9
- 上
- 下
- タイトル読み
-
ヒミツ ノ ファイル : CIA ノ タイニチ コウサク
大学図書館所蔵 件 / 全38件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: 下p557-574
関連年表: 下の巻末
平成12年4月、共同通信社より刊行されたものの文庫化にあたり加筆、増補を行なったもの
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784101148212
内容説明
アメリカ—CIAは、日本に対して何をしてきたのか。戦前・戦中の情報戦、占領期のキャノン機関、児玉誉士夫、笹川良一の活動など、昭和史の転換点には、つねにアメリカの情報工作があった。米国立公文書館に眠っていた膨大な機密書類の発掘とその分析、そして関係者多数の証言から、アメリカによる対日工作の実態を浮かび上がらせる。歴史上の疑問と疑惑に答える日米関係裏面史。
目次
- 序章 コリングウッド
- 第1章 日米開戦への道(マリ子の父の情報工作;黒人、商社マン、図書館 ほか)
- 第2章 祖国との決別(米軍の秘密兵器・二世;捕虜サカキダの素顔 ほか)
- 第3章 CIA対日工作の源流(終戦工作;初代のCIA東京支局長 ほか)
- 第4章 反共への急カーブ(リクルートされた情報将校たち;民主化、そして逆コース)
- 第5章 日本の黒い霧(A級戦犯免罪の系譜;ノーベル平和賞を狙った男 ほか)
- 第6章 日本改造(戦略転換;新生日本の情報機関 ほか)
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784101148229
内容説明
アメリカ—CIAの対日工作は、GHQの占領体制後も絶え間なく続いた。東西冷戦により、CIAは日本での反共工作を活発化させ、吉田茂、岸信介、佐藤栄作など、歴代の首相に対する政界工作を行う。60年安保、沖縄返還、そして現在の北朝鮮問題まで、日米外交の裏面に隠れた工作の数々が明らかにされる。情報工作という視点から、日米関係の真相と深層に光をあてた迫真の調査報道。
目次
- 第7章 反共工作基地(チャイナ・ミッション;ハワード・ハントの冒険 ほか)
- 第8章 政界工作(日本情報機関の父・吉田茂;敬遠された鳩山と石橋 ほか)
- 第9章 情報戦争20世紀から21世紀へ(CIA東京支局;狙われたCIAオフィス ほか)
「BOOKデータベース」 より