医者がぼけた母親を介護する時
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医者がぼけた母親を介護する時
（集英社文庫）
集英社, 2003.7
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イシャ ガ ボケタ ハハオヤ オ カイゴ スル トキ
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「医者がぼけた母親を介護するとき」(講談社 2000年刊)の改題
Description and Table of Contents
Description
母がめまいを訴え、検査を受けた。その結果に医者である息子は驚愕。高血圧、肥満、糖尿、心不全など、恐ろしい生活習慣病の病巣ともいえる患者だった。診断通り、母は病に倒れ、痴呆を発症する。ぼけが進行し、人格を失う恐怖と闘う母とそれを支える家族。自分が医者であるがゆえに治療の限界に懊悩し、患者の立場でより良い介護を模索する日々—。看取るまでの９年間を綴る苦悩と葛藤の全記録。
Table of Contents
- 第１章 前兆（防げたはずのぼけ；甘いもの、塩辛いものが大好き ほか）
- 第２章 ぼけ始め（ぼけの初期症状で苦しむ母；一人で料理ができない ほか）
- 第３章 遠い世界へ（子供のころの音楽で眠る；選挙に行くべきか ほか）
- 第４章 いつまで歩けるか（メリットのなかった家の改造；大切な話し相手 ほか）
- 第５章 別れのときに向かう（末期治療の方針；患者のわずかな変化こそ大事 ほか）
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