書誌事項

電撃戦という幻

カール=ハインツ・フリーザー著 ; 大木毅, 安藤公一訳

中央公論新社, 2003.2

タイトル別名

Blitzkrieg-Legende : der Westfeldzug 1940

電撃戦という幻

タイトル読み

デンゲキセン トイウ マボロシ

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注記

"Blitzkrieg-Legende: der Westfeldzug 1940" 原著第2版 (Oldenbourg Verlag, 1996) の翻訳

史料と文献: 下巻p305-330

地図集: 各巻末

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784120033643

内容説明

第二次世界大戦初頭、ナチス・ドイツ軍は、わずか1ヶ月でフランス全土を蹂躙し、連合軍を壊滅の淵に追い込んだ。だが、全世界を震撼させたこの「電撃戦」の奇跡は、ヒトラーとドイツ国防軍首脳部ではなく、装甲部隊指揮官の果敢な決断が奪い取った勝利であった。—ドイツ連邦軍の現役大佐にして文学博士の著者が、原史料を博捜し、西方侵攻作戦の全貌を迫力の筆致で描く。現代史の定説をくつがえす戦史研究の最新成果。

目次

  • 序章 一九四〇年の奇跡
  • 第1章 “電撃戦”とは何か
  • 第2章 「“電撃戦”構想」無き“電撃戦”—西方戦役の前史
  • 第3章 “鎌”計画をめぐる激論
  • 第4章 一九四〇年のアルデンヌ攻勢
  • 第5章 決定的戦場:グデーリアン装甲軍団によるセダン突破
巻冊次

下 ISBN 9784120033650

内容説明

巨大な包囲陣を形成しつつ、北フランスを疾駆するドイツ装甲軍団。しかし、連合軍殱滅の一歩手前で、ヒトラーは謎の停止命令を下し、掌中の勝利は幻と化した。この第二次世界大戦最大のミステリーを、ドイツ連邦軍軍事史研究局に所属する著者が厖大な史資料を駆使して検証する。精密な分析とスリリングな描写に彩られたドイツ軍事史の精華である本書は、伝統的なシステムと技術革新との相克という永遠の課題を照射する。

目次

  • 第6章 ムーズ戦線の崩壊
  • 第7章 海峡沿岸部への突進と「無防備になった側背」の問題
  • 第8章 「ダンケルクの奇跡」
  • 第9章 西方戦役の終結
  • 第10章 勝利と敗北:その要因

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA63367896
  • ISBN
    • 4120033643
    • 4120033651
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    ger
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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