易の話 : 『易経』と中国人の思考
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易の話 : 『易経』と中国人の思考
(講談社学術文庫, [1616])
講談社, 2003.9
- タイトル読み
-
エキ ノ ハナシ : エキキョウ ト チュウゴクジン ノ シコウ
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注記
底本: 易の話「講談社現代新書」(講談社1972年)刊
カバージャケットに「大文字版」とあり
[参考書]: p294-295
内容説明・目次
内容説明
儒教の重要な経典として五経の筆頭におかれた『易経』は、神秘的「占い書」であるとともに、深遠な哲学をもつ「思想書」でもある。陰陽わずか二つの要素を複雑に重ね合わせることにより、人間存在の本質と全宇宙の摂理を読みとろうとする。二千余年来の具体的な占い方を解説しながら、易とともに歩んだ中国人の自然・人生・運命観を探る。
目次
- 1 易の構成(八卦と六十四卦;うらないのことば・「卦辞」と「爻辞」;「経」と「伝」)
- 2 うらないとしての易(占筮の方法;亀卜と占筮;中国の知識人と占筮)
- 3 『易経』の成立まで(伝説;「卦辞」と「爻辞」の成立;「十翼」の成立;「易」という名称)
- 4 思想としての易(経典としての確立;老荘との関係・王弼の易;現代哲学の精華・程伊川の易)
- 5 易と中国人の考え方(対立と総合;変易と循環;天人合一の思想)
「BOOKデータベース」 より