イスラーム誤認 : 衝突から対話へ
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イスラーム誤認 : 衝突から対話へ
岩波書店, 2003.9
- タイトル読み
-
イスラーム ゴニン : ショウトツ カラ タイワ エ
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内容説明・目次
内容説明
湾岸戦争を契機として、アメリカの超大国化が冷戦後の世界に亀裂を走らせ、イスラームに独善的・排他的なイメージを押しつけて、敵意と衝突を加速化させている。いまこそ憎悪と報復のサイクルを脱するためにイスラーム本来の文明観を理解し、文明間の対話を積極的に行っていかねばならない。第一部で、イスラームへの偏見によって歪められた世界認識をただし、文明間対話を通して公正と平和を回復すべきことを主張し、第二部で、日本とイスラーム圏との長い交流の歴史を踏まえ、日本に対する親愛と信頼という国際的資産を活かす提言を行う。湾岸戦争、パレスチナ紛争、9・11同時多発テロ、アフガン戦争、イラク戦争など、世界の変動に触れて発表された著者の時論の精華を集成。
目次
- 第1部 世界の大変動とイスラーム—亀裂と衝突(イスラーム世界へ撃ち込まれたミサイル;イスラーム潮流に未来はあるか;インタビュー 脅威と報復のサイクルを止めるために—湾岸戦争とパレスチナ問題の大きなツケ;世界大変動の始まり ほか)
- 第2部 日本とイスラーム—公正と対話(日本とイスラーム世界との文明対話;インタビュー 日本はイスラームとどう向き合っていくべきか;イスラームの未来をひらくもの;日本の文明戦略とイスラーム世界 ほか)
「BOOKデータベース」 より