上野国における禅仏教の流入と展開
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上野国における禅仏教の流入と展開
刀水書房, 2003.8
- タイトル読み
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コウズケノクニ ニオケル ゼンブッキョウ ノ リュウニュウ ト テンカイ
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内容説明・目次
内容説明
本書は、すでに発表した上野国(群馬県)の禅仏教に関する論文および通史に新稿を加え、一冊にまとめたものです。本書が対象としている時期は中世から近代に渡っていますが、もともとの著者の関心は、峻厳で出家主義的傾向をもつ道元の仏教(曹洞禅)が、なぜ最大の教勢(寺院数)を確立し得たのかという点と、近世の本末制度にありました。教勢が拡大する過程では、在地の信仰状況にどう対応し自らを変容させるか、という問題がつきまといますが、曹洞禅の場合には伝統的宗教を包摂するとともに、密教化、葬祭や授戒会などを執行するという方向に変容を遂げることで教勢の拡大に成功したと考えられています。こうした中で、著者は禅仏教が受容され浸透する個々の過程や要因を探ることに研究のテーマを設けました。
目次
- 第1章 臨済禅の中世的展開(上野国への臨済禅の流入と展開;初期禅宗系寺院の成立と展開;地方五山派寺院の成立と檀越)
- 第2章 曹洞禅の中世的展開(上野国への曹洞禅の流入と展開;中世上野国における曹洞宗寺院の成立と展開;地方武士団の曹洞禅受容;戦国初期における禅僧の倫理思想)
- 第3章 仏教の近世的展開(寛永の諸宗末寺帳(曹洞宗)について;近世曹洞宗の本末制度について—武蔵国龍穏寺と上野国補陀寺の争論を例に;寺院本末総論と裁定基準—上野国龍華院と相模国清源院の争論を例に)
- 第4章 近代化と仏教(群馬県仏教界の復興運動;高崎仏教慈善会の慈善活動—田辺鉄定の高崎育児院経営)
「BOOKデータベース」 より