書誌事項

近世の念仏聖無能と民衆

長谷川匡俊著

吉川弘文館, 2003.9

タイトル読み

キンセイ ノ ネンブツヒジリ ムノウ ト ミンシュウ

注記

無能の略年譜: p22

内容説明・目次

内容説明

幕藩制下、浄土宗の僧侶のなかに「捨世派」と称される念仏者たちがいた。近世の念仏聖である捨世派僧、無能が東北で行った布教の足跡を、民衆との信仰的関わりのなかで考察。念仏聖の近世的性格とその意義を解明する。

目次

  • 序章 研究の視点と課題
  • 第1章 史料と無能の生涯
  • 第2章 奥州の念仏勧化—巡錫地と寺々
  • 第3章 羽州の念仏勧化—巡錫地と寺々
  • 第4章 無能の奥羽教化の実績と特徴
  • 第5章 無能の念仏勧化による民衆の現証・現益
  • 第6章 無能と天童青柳家の信仰と慈善
  • 第7章 無能の念仏勧化を支えたもの
  • 第8章 無能没後の無能信仰と弟子不能の無能寺開創
  • 終章 念仏聖無能と民衆の信仰

「BOOKデータベース」 より

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