帰郷
著者
書誌事項
帰郷
日向房, 2003.7 , 星雲社(発売)
- 上
- 中
- 下
- タイトル別名
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Coming home.
- タイトル読み
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キキョウ
大学図書館所蔵 件 / 全17件
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上PR20Pil/In-Com/1200047,
中PR20Pil/In-Com/2200048, 下PR20Pil/In-Com/3200049 -
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784434025167
内容説明
第二次大戦前夜の英国コーンワル。極東に暮らす家族と離れて、ひとり父母の国の寄宿学校に入学した14歳の少女ジュディスは、友人ラヴデーのナンチェロー屋敷に温かく迎え入れられる。ジュディスは、ラヴデーの家族との交流を通じて、無邪気な少女から自信に満ちた若い女性へと変貌してゆく。戦争の時代に、子どもから大人へと成長する主人公の姿を描く自伝的長編小説。
- 巻冊次
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中 ISBN 9784434025174
内容説明
極東の家族と離れて、英国コーンワルの寄宿学校で暮らすジュディスは、18歳になり卒業を迎えた。親友ラヴデーのナンチェロー屋敷に家族の一員のように出入りするジュディスに転機が訪れる。愛を知り、苦悩し、ナンチェローを後にして自らの道を歩み出すジュディス。1939年。戦争の暗雲が時代をおおい、ナンチェローの庭につどった若者たちは戦場に去った。若者たちの戦死。残された家族をつつむ斐哀。ジュディスの黄金の日々の記憶は砕け散り、彼女もまた戦雲の彼方へと出発する。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784434025181
内容説明
海軍婦人部隊に入隊したジュディスは、訓練部勤務を経て極東に配属される。消息の途絶えた家族の身を案じ、いつ終わるとも知れない戦争の日々を悲哀と希望に引き裂かれながら過ごしていた。散り散りになった若者たち。戦死、行方知れず、負傷、捕虜。戦争が終結して、次第に明らかになる悲惨な事実。生き残った者のそれぞれの帰郷。一度手離した糸をたぐりよせるそれぞれの人生。再び会うことなく死別した家族。ジュディスは母の遺言を守るために、収容所から発見された14歳になる妹とともに帰郷する。ナンチェローの地に手に入れたわが家へ。母が願い、果せなかったことを、今度は、母に代わって自らが果すために。
「BOOKデータベース」 より