まともな人
著者
書誌事項
まともな人
(中公新書, 1719)
中央公論新社, 2003.10
- タイトル別名
-
まともな人
- タイトル読み
-
マトモナ ヒト
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注記
『中央公論』連載中の「鎌倉傘張り日記」より、2001年1月号〜03年9月号掲載分を収録
内容説明・目次
内容説明
今回は「あたりまえ」について考えてみよう。こういう話題ならできるだけ具体的なほうがいい—。養老孟司が世の中の動きを定点観測。小泉内閣発足も、9・11同時多発テロや北朝鮮問題も、地球温暖化論や「新しい歴史教科書」問題も、何か通じるものがある。二一世紀最初の三年間の出来事とそれらをめぐる人々の姿から、世界と世間の変質をズバリ見通し、現代にはびこる「ああすれば、こうなる」式の考え方に警鐘を鳴らす。
目次
- 学習とは文武両道である
- 学問・経済・独創性
- 現代こそ心の時代そのものだ
- 真理をいえば身も蓋もないが
- 教育を受ける動機がない
- いいたくないこと
- 一身にして二世を経る
- ああすれば、こうなる
- ありがたき中立
- 原理主義vs.八分の正義〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より