光さす故郷へ : よしちゃんの戦争
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光さす故郷へ : よしちゃんの戦争
(角川文庫, 13021 . 角川ソフィア文庫||カドカワ ソフィア ブンコ)
角川書店, 2003.7
- タイトル読み
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ヒカリ サス フルサト エ : ヨシチャン ノ センソウ
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注記
主要参考文献一覧: p 248
2000年7月、マガジンハウスより刊行された単行本を文庫化したもの
内容説明・目次
内容説明
「初代ちゃん、がんばろうね。死んだら負けだものね」。敗戦後の満州から、なんとしても光さす故郷へ帰ろうと決意したよしは、日本への引き揚げ船を目指す。長い逃避行のなか、親を失う子、子を亡くす母親。避難民となり薮をかき分けた200キロの山越えで、足の裏は血だらけだった…。昭和18年、満州国軍歩兵中尉に嫁ぎ満州へ渡ったよしは、熱河省最大の都市で夢のような暮らしをしていた。だが、同20年8月、ソ連軍の奇襲で、幸せな日々はあっけなく壊される。400日余りの逃避行を終え、念願の故郷の駅に立ったよしの手には、小さな遺骨だけが抱かれていた。戦争の悲劇を語る真実の物語。
目次
- よしの生い立ち
- 満州へ
- 夫婦
- 芥子のある楽園
- 初代
- 激変
- 青空列車
- 終戦
- 地下室
- 救いの手
- 付添婦
- 安東市脱出
- 逃避行
- 葫蘆島を発つ
- この子は生きてます!
- 光さす故郷へ
- 帰還、そして
- 再出発
「BOOKデータベース」 より