書誌事項

司馬遼太郎全講演

司馬遼太郎著

(朝日文庫)

朝日新聞社, 2003.10-

  • 1: 1964-1974
  • 2: 1975-1984
  • 3: 1985-1988(1)
  • 4: 1988(2)-1991
  • 5: 1992-1995

タイトル読み

シバ リョウタロウ ゼンコウエン

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内容説明・目次

巻冊次

2: 1975-1984 ISBN 9784022643155

内容説明

日本におけるリアリズムの特殊性を語った「日本人と合理主義」や大阪の魅力のとこれからの課題を真摯に訴えた「土地問題を考える」など、確かな知識に裏打ちされた話の数々は精妙で、いまだ我々を惹きつけてやまない。本巻では1975年から1984年にかけての講演18本を収録する。

目次

  • 一九七五年‐一九七九年(週刊誌と日本語;土地問題を考える;『空海の風景』余話;日本人と合理主義;世間について;大坂をつくった武将たち;浄土教と遠藤周作;鉄と日本史)
  • 一九八〇年‐一九八三年(松山の子規、東京の漱石;文章日本語の成立;『坂の上の雲』と海軍文明;朝鮮文化のルーツ)
  • 一九八四年(土佐人の明晰さ;訴えるべき相手がないまま;ロシアについて;医学の原点;孫文の日本への決別;日本の文章を作った人々)
巻冊次

3: 1985-1988(1) ISBN 9784022643209

内容説明

不世出の人・高田屋嘉兵衛への思いを語った「『菜の花の沖』について」や、魅力的で美しい日本語のあり方を真摯に説いた「言語の文明」など、円熟味を増した闊達な語りが冴え渡る、著者62歳から65歳までの講演19本に、未発表講演(1988年)を追加収録したシリーズ第3巻。

目次

  • 一九八五年(松陰の松下村塾に見る「教育とは何か」;『菜の花の沖』について ほか)
  • 一九八六年(義経と静御前;奄美大島と日本の文化 ほか)
  • 一九八七年(文学から見た日本歴史;三河と宗教 ほか)
  • 一九八八年(1)(横浜のダンディズム;人間という「商売」の話 ほか)
巻冊次

4: 1988(2)-1991 ISBN 9784022643223

内容説明

江戸期における日本とオランダの関係性を丹念に追った「オランダの刺激」や、倫理面から日本仏教を鋭く読み説いた「日本仏教に欠けていた愛」、手探りで文章日本語を構築した明治の文豪への思いを語った「漱石の悲しみ」など、講演18本を収録したシリーズ第4巻。

目次

  • 一九八八年(2)(日本の言語教育;大隈重信が目指した文明 ほか)
  • 一九八九年(オランダの刺激;「砂鉄のみち」と好奇心 ほか)
  • 一九九〇年(義務について;新島襄とザヴィエル ほか)
  • 一九九一年(秦氏の土木技術;踏み出しますか ほか)
巻冊次

5: 1992-1995 ISBN 9784022643230

内容説明

遙かモンゴルへの思いを熱く語った「草原からのメッセージ」や、その隠蔽体質を厳しく批判した「ノモンハン事件に見た日本陸軍の落日」など、1992年から1995年までの講演17本と通巻索引を収めた講演録最終巻。国民的作家が歩んだ思索の道を辿るシリーズ、ここに堂々の完結。

目次

  • 一九九二年(播磨と黒田官兵衛;九州の東京志向の原形 ほか)
  • 一九九三年(秀吉を育てた近江人脈;防衛と日本史 ほか)
  • 一九九四年(『坂の上の雲』秘話;会津の悲運 ほか)
  • 一九九五年(臓器移植と宗教;少数民族の誇り)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA64309953
  • ISBN
    • 4022643145
    • 4022643153
    • 402264320X
    • 4022643226
    • 4022643234
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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