上野千鶴子が文学を社会学する
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書誌事項
上野千鶴子が文学を社会学する
(朝日文庫)
朝日新聞社, 2003.11
- タイトル読み
-
ウエノ チズコ ガ ブンガク オ シャカイガク スル
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内容説明・目次
内容説明
あの『男流文学論』で文壇に賛否両論の渦を巻き起こした著者が、再び文学に目を向けた文芸評論集。明治期からの文体の変遷をたどる「ことば」の章、『恍惚の人』と『黄落』から、老人介護文学の中の性差を追究した「おい」の章など、『男流文学論』のその後も加えた、刺激的な文学論。
目次
- ことば(平成言文一致体とジェンダー)
- おい(老人介護文学の誕生)
- おんな(女装した家父長制—「日本の母」の崩壊;江藤淳の戦後 ほか)
- うた(うたの悼み—『斎藤慎爾全句集』に寄せて;うたの極北—俳人尾崎放哉 ほか)
- こころ(癒し手とは誰か—『霜山徳爾著作集』に寄せて;ベッドの中の戦場—河野貴代美『性幻想』 ほか)
「BOOKデータベース」 より