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サンカ学入門

礫川全次著

(サンカ学叢書, 第1巻)

批評社, 2003.10

タイトル読み

サンカガク ニュウモン

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注記

サンカに関する文献123: p147-159

内容説明・目次

内容説明

「サンカ」とは、日本に存在していた“漂泊民”である。「サンカ」につきまとうイメージは、ある時は古代からの伝承を伝え、独特の「サンカ文字(神代文字)」を使う一群の人々であり、ある時は山野を疾駆する漂泊の民であり、また、ある時は警察を出し抜く犯罪者集団…、など様々だ。しかし、近代以前からの「制外の民」としての「サンカ」像には、さまざまな疑念がつきまとっている。柳田国男、鷹野弥三郎、荒井貢次郎、宮本常一から三角寛といった人々にいたる「サンカ」研究を網羅、解説。「サンカ」という言葉を初めて聞いた人から、「サンカって、どうもよく分からない…」という人まで、格好の入門書。

目次

  • 序章 なぜ今「サンカ」なのか
  • 第1章 サンカとは何か
  • 第2章 サンカと犯罪
  • 第3章 サンカ研究者としての柳田国男
  • 第4章 柳田国男と鷹野弥三郎
  • 第5章 サンカと下層民
  • 第6章 サンカの漂泊性と被差別性
  • 第7章 サンカ近代発生説
  • 第8章 三角サンカ学について
  • 第9章 沖浦サンカ論を読む
  • 終章 再びサンカとは何か

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA64405243
  • ISBN
    • 4826503792
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    178p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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