『マトリックス』完全分析
著者
書誌事項
『マトリックス』完全分析
扶桑社, 2003.10
- タイトル別名
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Taking the red pill : science, philosophy and religion in The Matrix
- タイトル読み
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マトリックス カンゼン ブンセキ
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内容説明・目次
内容説明
『マトリックス』!斬新でスタイリッシュな映像に、クールなストーリー。しかしこの映画は、観客にさまざまな疑問を投げかける。「救世主とはなにか?」「人口知能は、人間を支配する力を持てるのか?」「現実そっくりの仮想空間は、技術的に可能か?」「仮想空間が現実と見わけがつかないのであれば、われわれの世界も仮想空間ではないのか?」—本書では、現代最先端の論客たちが『マトリックス』世界を縦横無尽に論じる。これは、映画論を超えた、新たな文明論でもある。
目次
- マトリックスとは何か?
- サイファーの選択は正しかったのか?(なぜわれわれはマトリックス内にとどまっているのか;現実の本質と、それが重要な理由)
- 人口知能とSFと『マトリックス』
- 『マトリックス』のリアリティ・パラドックス
- マトリックス—ポストモダニズムのパラダイム、あるいは知的こけおどし?
- マトリックスの欠陥…およびその直しかた
- 仏教と神話と『マトリックス』
- 自由と赤いカプセル
- 『マトリックス』のなかに神はいる
- ヒトと機械の融合—人類は『マトリックス』の世界に向かっているのか
- なぜ未来はわれわれを必要としないのか?
- われわれはマトリックスのなかで暮らしているのだろうか?
「BOOKデータベース」 より