文学の闇/近代の「沈黙」
著者
書誌事項
文学の闇/近代の「沈黙」
(文学年報, 1)
世織書房, 2003.11
- タイトル別名
-
Darkness of literature/"silence" of modern age
文学の闇近代の沈黙
- タイトル読み
-
ブンガク ノ ヤミ キンダイ ノ チンモク
大学図書館所蔵 全55件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
その他の編者: 島村輝, 飯田祐子, 高橋修, 吉田司雄
収録内容
- 言葉と身体 : 多和田葉子『聖女伝説』『飛魂』を通して / 飯田祐子著
- 「探偵小説」が隠蔽するもの : 黒岩涙香『無惨』から内田魯庵訳『罪と罰』へ / 高橋修著
- "美術"と裸体画をめぐる係争 : 雑誌における裸体画論争・第二幕と「民衆」 / 中山昭彦著
- 色彩の言葉、線の意味 : 小林秀雄『近代絵画』 / 吉田司雄著
- 創造的誤読のすすめ : ミリアム・シルババーグ『中野重治とモダン・マルクス主義』を読む / 島村輝著
- 静かにしなさい、さもないと・・・ : 明治一〇年代の都市民権派と演説会 / 浅野正道著
- 王妃の行方 : 暗殺事件前後における閔妃の表象 / 内藤千珠子著
- 「文」と「近代」 : 夏目漱石の『文学論』の位相 / 林少陽著
- 「国民の声」としての民謡 / 坪井秀人著
- 暴力としてのナショナル・アイデンティティ : 「在日」朝鮮人作家金鶴泳の沈黙をめぐって / 朴裕河著
- 「日本語」で語ること「日本語」を語ること : 中上健次『日本語について』をめぐって / 上田敦子著
- 目取真俊「水滴」論 : 幽霊と出会うために / 宮沢剛著
- ナチスの記憶と沈黙 / 石井正人著
- 「糞リアリズム」論争の背景 : 『人民文庫』派批判との関係を中心に / 垂水千恵著
- 「自主規制」という魔物 : NHK改変事件と「風流夢譚」事件をつなぐもの / 吉田俊実著
内容説明・目次
内容説明
本書から照らし出す近代の“闇”と“沈黙”とは、抑圧や隠蔽といった耳慣れた事態から生じたものではない。すぐそこにありながら、そうと意識する機会さえ奪われたまま、傍らに遠ざけたものである。言説の配置やイメージのステロタイプ化によって封印されてきた“闇”と“沈黙”の領域にいま、現代の時空に向けていっせいに光を投げかけ、先鋭的な多くの課題の所在を浮上させる。
目次
- 1 「沈黙」という主題系(言葉と身体—多和田葉子『聖女伝説』『飛魂』を通して;「探偵小説」が隠蔽するもの—黒岩涙香『無惨』から内田魯庵訳『罪と罰』へ;“美術”と裸体画をめぐる係争—雑誌における裸体画論争・第二幕と“民衆”;色彩の言葉、線の意味—小林秀雄『近代絵画』 ほか)
- 2 闇/近代の諸相(静かにしなさい、さもないと…—明治一〇年代の都市民権派と演説会;王妃の行方—暗殺事件前後における閔妃の表象;「文」と「近代」—夏目漱石の『文学論』の位相;“国民の声”としての民謡 ほか)
「BOOKデータベース」 より