書誌事項

昭和批評の諸問題

(季刊思潮, No. 5-8)

思潮社, 1989.7-1990.4

  • 1925-1935
  • 1935-1945
  • 1945-1965
  • 1965-1989

タイトル別名

近代日本の批評 : 共同討議

他者の出現としての「転向」と他者の消去としての「転向」

「文学主義」の支配=文芸復興期から「他者」としてのアジアへ

「他者」体験としての戦争体験と「文学」の不可能性の露呈

ディファレンスの消滅, 野蛮な意思の存在

タイトル読み

ショウワ ヒヒョウ ノ ショモンダイ

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注記

目次タイトル: 共同討議・近代日本の批評・第1回 昭和批評の諸問題 1925-1935 : 他者の出現としての「転向」と他者の消去としての「転向」

目次タイトル: 共同討議・近代日本の批評・第2回 昭和批評の諸問題 1935-1945 : 「文学主義」の支配=文芸復興期から「他者」としてのアジアへ

目次タイトル: 共同討議・近代日本の批評・第3回 昭和批評の諸問題 1945-1965 : 「他者」体験としての戦争体験と「文学」の不可能性の露呈

目次タイトル: 共同討議・近代日本の批評・第4回 昭和批評の諸問題 1965-1989 : ディファレンスの消滅, 野蛮な意思の存在

共同討議者: 蓮實重彦, 三浦雅士, 浅田彰, 柄谷行人

内容説明・目次

内容説明

臨床医フロイトが夢や病者の言葉を解読するよりも、誤診をおそれずもっと身勝手に、奇想にみちたテクストよりもっと繊細かつ過激な読解法。夏目漱石、川端康成、島尾敏雄、吉行淳之介、古井由吉、ルイス・キャロル、島田雅彦、高橋源一郎と言葉の過剰を体現する作家たちの夢に記号論的に淫しながら、作者=読者と限界づけられた既存の枠組をまたぎ越し、自在かつ野蛮に生成する読者として、作品の倒錯的な欲望を共有する。文学の沃土を拡げ、批評の夢を大胆に語る魅力あふれる著者魂心の最新長篇評論。

目次

  • 序章 汎フロイディズム批評のために—第1章 読者生成論(少女切断—川端康成;狂女の糸—島尾敏雄を読む)
  • 第2章 過剰への誘い(触物誌・食物誌—吉行淳之介+α;『山躁賦』または不達の愛技—古井由吉+α;視姦の国のアリス—ルイス・キャロル+α)
  • 終章 廃墟としての「現代」文学にむけて

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA64727705
  • ISBN
    • 4783715173
    • 4783715238
    • 4783715262
    • 4783715300
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    4冊
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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