俳遊の人・土方歳三 : 句と詩歌が語る新選組
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俳遊の人・土方歳三 : 句と詩歌が語る新選組
(PHP新書, 280)
PHP研究所, 2004.1
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ハイユウ ノ ヒト ヒジカタ トシゾウ : ク ト シイカ ガ カタル シンセングミ
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参考文献: p233-235
Description and Table of Contents
Description
報国の心ころをわするゝ婦人哉—。京、大坂の太夫や舞妓の雅を詠んだこの句の作者は、新選組副長・土方歳三。小説などでは「鉄の組織をつくりあげた男」と描かれるが、その等身大の姿とは?『豊玉発句集』などから、俳諧に遊び、“ハイカラ”に憧れた土方の人物像が浮かびあがる。一方、対照的な“バンカラ”の局長・近藤勇。その実像も漢詩や初公開の書簡から伝わってくる。初志を貫こうとする近藤の純粋さと、近代人へと生まれ変わろうとする土方の時代感覚。文芸に励んだ、知られざる新選組に迫る注目の書。
Table of Contents
- 第1部 剣術道場と学問(ダブルスクールとしての剣術道場;剣術道場の偏差値;近藤勇の学力 ほか)
- 第2部 俳遊・土方歳三(俳諧に遊ぶ土方歳三;土方歳三『豊玉発句集』;土方歳三をめぐる文雅 ほか)
- 第3部 近代の人・土方歳三(新選組と文芸;和装の近藤、洋装の土方;近代へのつながり)
- 第4部 新出、近藤勇書簡
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