表象としての美術、言説としての美術史 : 室町将軍足利義晴と土佐光茂の絵画

書誌事項

表象としての美術、言説としての美術史 : 室町将軍足利義晴と土佐光茂の絵画

亀井若菜著

ブリュッケ , 星雲社 (発売), 2003.12

タイトル別名

表象としての美術言説としての美術史 : 室町将軍足利義晴と土佐光茂の絵画

タイトル読み

ヒョウショウ トシテノ ビジュツ ゲンセツ トシテノ ビジュツシ : ムロマチ ショウグン アシカガ ヨシハル ト トサ ミツモチ ノ カイガ

注記

博士論文 (学習院大学 2002年) に加筆したもの

主要参考文献: p263-268

土佐光信年表: p269-273

土佐光茂年表: p274-279

内容説明・目次

内容説明

室町後期に描かれた「桑実寺縁起絵巻」と「日吉山王・祇園祭礼図屏風」。主題も画面形式も異なる二つの絵画に描き込まれた足利将軍の想いとは。

目次

  • 第1章 室町時代の土佐派をめぐる言説(土佐派衰退の言説について—ジェンダーの視点からの分析;室町時代における「絵所」の再検討)
  • 第2章 「桑実寺縁起絵巻」について(下巻第一段の景観表現;各段の画面の内容;本絵巻の制作意図;義晴・定頼以外の観者にとっての「桑実寺縁起絵巻」)
  • 第3章 サントリー美術館蔵「日吉山王・祇園祭礼図屏風」について(絵師・制作時期の検討;絵の表現の特徴;絵の制作背景の探求;本図に見る表現の意図)
  • 結論

「BOOKデータベース」 より

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