ダイナマイト・ビンボー
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ダイナマイト・ビンボー
(角川文庫, 13148)
角川書店, 2003.11
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ダイナマイト ビンボー
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内容説明・目次
内容説明
鏡は五年かけて大学を卒業したあと、二十四個の就職試験に落ち、いまは小さな倉庫で働いている。弟の汚夢は十八歳になると田舎暮らしを捨て、鏡のアパートへ転がり込んできた。汚夢はかつてアルコール依存症になり、それが原因で両親は離婚した。父親は再婚し、別の家庭を持ち、母親は鏡が大学四年の冬に亡くなってしまった。鏡は節約のため、働かない汚夢に、昼ご飯と水筒に入った氷入りの麦茶を毎日倉庫まで届けさせていたが、それにしても生活はちっとも楽にはならないのであった…。新潮新人賞受賞作『Merci la vie』(『叶えられた祈り』改題)も収録。
「BOOKデータベース」 より