言語臨床の「人間交差点」 : ことばと心が交差する場
著者
書誌事項
言語臨床の「人間交差点」 : ことばと心が交差する場
(シリーズ言語臨床事例集, 第8巻)
学苑社, 2004.1
- タイトル別名
-
言語臨床の人間交差点 : ことばと心が交差する場
- タイトル読み
-
ゲンゴ リンショウ ノ 「ニンゲン コウサテン」 : コトバ ト ココロ ガ コウサ スル バ
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注記
文献あり
企画: 日本聴能言語士協会
内容説明・目次
内容説明
本書では、言語臨床家が、ことばの発達に遅れをもつ子どもとその母親や、成人の失語症患者とその家族など、さまざまな人々と出会う言語臨床という場において、ことばへの指導と心へのケアと積極的に交差させた事例を紹介し、言語臨床のあり方を捉えなおそうと試みている。他の専門書では類をみない精神分析的視点をも加味した多角的な考察を加え、言語臨床の奥行きの深さを読者に必ずや体感させてくれるだろう。
目次
- 1 旅する存在としての人間—たくさんの交差点を通過して
- 2 成人の言語臨床の場で(重度失語症と障害受容—患者と家族の心理に注目すること;どのような心理的援助が有効か—自己成長を援助するために;あるアルツハイマー病者との対話を中心とした言語臨床について—深層の意味について考える ほか)
- 3 言語障害と精神分析的視点が交差するとき(1)—失語症者はどのように話せるようになるのか(フロイト、ラカンの視点から)
- 4 小児の言語臨床の場で(ある自閉症児とその母親とのかかわり;臨床家が母親や子どもとともに過ごす時間;母と子のわかりあい ほか)
- 5 言語障害と精神分析的視点が交差するとき(2)—“人間”ではないという響きから(オースティン、ラカンの視点から)
「BOOKデータベース」 より