革命は楽しからずや : 回顧録・霧笛篇
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書誌事項
革命は楽しからずや : 回顧録・霧笛篇
（福本和夫自伝, 1）
こぶし書房, 2003.12
- タイトル別名
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Fukumoto Kazuo
- タイトル読み
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カクメイ ワ タノシカラズヤ : カイコロク ムテキヘン
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注記
教育書林1952年刊の再刊
内容説明・目次
内容説明
獄中１４年、明鏡止水の境地。「私はよく看守からたずねられたものであった。この不自由なところにいて、どうして、君はいつもそんなにニコニコしていられるのかね」戦前の治安維持法下に、５カ所の刑務所をたらい回しにされた１４年間の独房生活。“獄寒”の釧路刑務所の窮境にあっても、あらゆる愚昧に立ちむかい、秘かに理知的な笑いを笑うことができた不屈の戦闘的弁証法論者の「鉄窓文学」。
目次
- 生い立ち—郷里で、中学時代まで
- 一高東大時代—一九一四年から一九二〇年まで
- 第一期三十一、二歳前後の著述三部作—一九二四年、海外留学からかえって
- 一九二七年—モスクワ会議の思い出
- 昭和の大獄—一九二八年三月十五日
- 獄内のファッシズム
- のぞき窓
- 下獄、釧路行—一九三四年十二月
- 南に帰る—一九四〇年四月二十二日
- 千葉監獄—一九四〇年四月から四一年秋まで〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より
