名門アーサーアンダーセン消滅の軌跡 : 公正な監査とリスク管理のプロ集団に何が起こったか元社員らが書いた内幕ストーリー

書誌事項

名門アーサーアンダーセン消滅の軌跡 : 公正な監査とリスク管理のプロ集団に何が起こったか元社員らが書いた内幕ストーリー

S.E.スクワイヤ [ほか] 著 ; 平野皓正訳

(トップ・マネジメント教育叢書)

シュプリンガー・フェアラーク東京, 2003.12

タイトル別名

Inside Arthur Andersen : shifting values, unexpected consequences

タイトル読み

メイモン アーサー アンダーセン ショウメツ ノ キセキ : コウセイナ カンサ ト リスク カンリ ノ プロシュウダン ニ ナニ ガ オコッタカ モトシャインラ ガ カイタ ウチマク ストーリー

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注記

その他の著者: C.J.スミス, L.マクドゥーガル, W.R.イーク

監修: 森田松太郎

参考文献: 巻末p[i]-x

内容説明・目次

内容説明

CEOやCFOが会計を操作し、会計を歪め、投資家を欺いたエンロンの倒産は、一時期時価総額1100億ドル(13兆円)を越した株がゼロになり、株主に膨大な損失を与えた。本書は、エンロンの実体を知りながら、外部監査人として強い対応のできなかったアーサーアンダーセンの悲劇の内幕である。名門アンダーセンは会社ぐるみで起訴され、たった1通の社内e‐mailのため有罪となり、170日の裁判後会社は消滅し、85000人の会計士は職を失った。これは、企業経営者は全社的リスク管理システムを構築し、徹底してそれを実行し、甘い例外を認めないこと、また、企業の最終局面では、トップの対応の仕方如何が企業を救うか、破滅させるかの分かれ道になるという、コーポレート・ガバナンスの教科書的実例の物語である。大なり小なりどこでも起こりうる話だ。

目次

  • 第1章 終わりの始まり
  • 第2章 始まりはまともな会社
  • 第3章 あらしの前の成長
  • 第4章 コントロールを失う
  • 第5章 コンサルティング革命
  • 第6章 売込み至上主義
  • 第7章 判断ミス
  • 第8章 もつれを解く
  • 第9章 何かが本当に変わるのか
  • 第10章 結論—アンダーセンと会計監査業の矛盾

「BOOKデータベース」 より

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