イスラームの国家と王権
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イスラームの国家と王権
(世界歴史選書)
岩波書店, 2004.1
- タイトル読み
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イスラーム ノ コッカ ト オウケン
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注記
史料と参考文献: 巻末p1-10
内容説明・目次
内容説明
七世紀以来、イスラーム世界は地域・民族の枠を超えて東西に広がった。しばしば「ネットワーク型」とも形容されるこの広域世界において、「国家」とはいかなる存在だったのか。王権はいかにして支配を正当化し、統治体制を確立したのか。七‐一六世紀のイスラーム史の展開と、法学者・知識人によるイスラーム国家論を広い視野から押さえつつ、豊富な史料をもとに、即位儀礼、民衆と王権との関係、社会秩序の維持者としての王権の役割、などの現実面に光をあて、イスラームにおける国家の意味を考える。
目次
- プロローグ—国家と王権を問う意味
- 第1章 初期イスラーム時代の国家と王権
- 第2章 国家と社会のしくみ
- 第3章 後期イスラーム時代の国家と王権
- 第4章 王権儀礼と社会の慣行
- エピローグ カリフ・スルタン・シャー
「BOOKデータベース」 より