絵画史料で歴史を読む
著者
書誌事項
絵画史料で歴史を読む
(ちくまプリマーブックス, 153)
筑摩書房, 2004.1
- タイトル別名
-
謎解き日本史・絵画史料を読む
- タイトル読み
-
カイガ シリョウ デ レキシ オ ヨム
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注記
「謎解き日本史・絵画史料を読む」(日本放送出版協会 1999年刊)の改題改訂
参考文献: p216
内容説明・目次
内容説明
日本人は死後の世界をどのように想い描いたか。どんな旅をしていたか。その交通事情は?〈行列〉や坐り方から何が見えるか。洛中洛外図屏風や絵巻だけでなく、肖像画や絵図・曼荼羅なども歴史の謎を解くカギになる。これらを読み解き、画像に込められた歴史情報から、新しい日本史像を描く。
目次
- 絵画史料とその読み方
- 鬼と外交—『吉備大臣入唐絵巻』1
- 末法の予言詩—『吉備大臣入唐絵巻』2
- 旅と信仰—『一遍聖絵』1
- 交通と軍事—『一遍聖絵』2
- 聖地を象徴する動物—『一遍聖絵』3
- 人と動物の関係史—『伊勢物語絵巻』・『慕帰絵詞』
- 肖像画と歴史—神護寺三像1
- 「対」になる肖像画—神護寺三像2
- 坐法の文化—初期洛中洛外図屏風
- 行列と御所の櫓—林原美術館本洛中外図屏風
- 曼荼羅の宇宙—『熊野観心十界茶羅』1
- 盂蘭盆会と民衆の人生—『熊野観心十界茶羅』2
「BOOKデータベース」 より