ベビュカン, あるいは, 奇蹟のディレッタントたち

書誌事項

ベビュカン, あるいは, 奇蹟のディレッタントたち

カール・アインシュタイン著 ; 鈴木芳子訳・解説

未知谷, 2003.12

タイトル別名

Bebuquin, oder, Die Dilettanten des Wunders

タイトル読み

ベビュカン アルイワ キセキ ノ ディレッタント タチ

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注記

参考文献: p155-156

内容説明・目次

内容説明

あらゆる愚者の心を奪う完璧な調和を目論むダダの旗手C.アインシュタインの表現主義からダダ・シュールへと向かう結節点と位置付けられる頭脳小説。ベビュカンとは主人公の名前である。内省的なベビュカンの内・外に起こる目眩めく世界を多面的複眼的に描いた正に現代の知性の書。120頁の掌篇ながら19の章に分けられ、ロマン主義や象徴派といった芸術論、プラトン主義やカント批判といった哲学論が交わされる一方、鏡にまつわる事件を契機にアメリカのホラー映画さながら、町中に殺戮行為が蔓延する。2000年にはドイツでリロ・マンゲルスドルフ監督によって映画化された。1912年初出のキュビズム小説。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA65525513
  • ISBN
    • 4896420918
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    ger
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    156p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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