ドイツ既判力理論
著者
書誌事項
ドイツ既判力理論
信山社出版, 2003.12
- タイトル別名
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Beiträge zur deutschen Rechtskraftlehre
- タイトル読み
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ドイツ キハンリョク リロン
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注記
協力: 鶴田滋, 福本知行
内容説明・目次
内容説明
本書はドイツ・ボン大学教授ハンス・F・ガウル博士の既判力理論に関する3つの論文を収録する。ガウル教授の確信によれば、既判力理論の理解は、19世紀中葉に発展した根源に引き戻して初めて可能であるという。第1の論文は、既判力理論の歴史的展開を扱う。第2の論文は、既判力を失効思想より説明するヘンケル教授の学説の批判論が展開される。第3の論文は、破産法における債務名義競合の問題を扱う。
目次
- サヴィニー以後の既判力理論の展開と現状(既判力理論の現状;サヴィニーの既判力理論について;サヴィニー以後の実体法的既判力説とその皮相化 ほか)
- 既判力と失効—併せて判決の拘束力の正当化のために(訴訟法と実体法の交錯点にある既判力;ヘンケルの、訴訟目的を背景とした「権利行使手段としての訴訟」の理論;従来の既判力の発展における端緒 ほか)
- 消極的既判力効と破産による第2の債務名義の取得(問題;パラレル—勝訴判決後の訴えの繰返し;一事不再理と判決の衝突 ほか)
「BOOKデータベース」 より