時代の転換点と文学

著者

    • 乙部, 宗徳 オトベ, ムネノリ

書誌事項

時代の転換点と文学

乙部宗徳著

(民主文学館)

日本民主主義文学会 , 光陽出版社 (発売), 2004.1

タイトル読み

ジダイ ノ テンカンテン ト ブンガク

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内容説明・目次

内容説明

第一回手塚英孝賞受賞の小林多喜二論「『一九二八年三月十五日』から『地区の人々』へ」、野間宏、福永武彦の戦後の出発を論じた評論、若い世代の文学動向論、現代日本文学の作家・作品論など、乙部宗徳全業績のなかから厳選十四編を収録。

目次

  • 「一九二八年三月十五日」から「地区の人々」へ
  • 作家は戦後をどう出発したか—野間宏「暗い絵」について
  • 作家は戦後をどう出発したか—福永武彦「塔」について
  • 中野重治・佐多稲子の評価をめぐって—川西政明批判
  • 在日朝鮮人文学が突きつけるもの—金石範、李恢成の作品に即して
  • それは励ましをあたえるものになりえたか—大江健三郎「燃え上がる緑の木」について
  • 中上健次のたどった道
  • 青年は自らをどう決定するか—田中康夫、三田誠広にそって
  • 自己愛から社会的自己の決定へ—若い世代の作品にそって
  • 笙野頼子の「文学世界」
  • 母として人間として—佐藤貴美子の文学
  • そこに時代はどう映し出されたか—宮寺清一『雷鳴』への創造過程
  • 積極的人間像の描出の追及—風見梢太郎『海岸隧道』の作品世界
  • たたかいの火を継ぐもの—田島一『湾の篝火』について

「BOOKデータベース」 より

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