混沌の夜明け
著者
書誌事項
混沌の夜明け
(富士見ファンタジア文庫, . ソード・ワールド・ノベル)
富士見書房, 1993.12-1995.7
- 1
- 2
- 3
- 4
- タイトル読み
-
コントン ノ ヨアケ
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
- 巻冊次
-
1 ISBN 9784829125052
内容説明
ベルダインの騎士プライア・ウルグに下された王命は、あまりに無謀なものだった。アレクラスト大陸のはるか西方にあるという、伝承にのみ語られ、実在さえも疑われる未踏の地、“混沌の地”を探索せよというのだ。事実上の追放に等しいこの使命を、プライアはあえてうけいれた。眠っていた“自由人”の血が騒ぎはじめたのだ。さまざまな人間、さまざまな思惑、そして、さまざまな“想い”を載せ、プライアの指揮する〈探索〉号は船出した—。驚異と冒険の待つ、未知の大海へ。ソード・ールドに新たな世界を拓く、渾身の新シリーズ登場。
- 巻冊次
-
2 ISBN 9784829125250
内容説明
ついにケイオスランドにたどり着いたプライアたち。そこには未知の毒を秘めた植物が生え、獰猛な獣が徘徊する危険に満ちた世界が広がっていた。だが不慮の事故により船が難波し、アレクラストに還る術を失った彼らにはこの地で生きていく以外道はないのだ。水の確保、居住地の設営。次々と手を打つプライア。エイクらも、生き残るため、少しずつ心を開きはじめた。しかし、そんな彼らを、闇から密かにうかがう眼があった…。清松みゆき入魂の長編ファンタジー・アドベンチャーロマン第二巻。
- 巻冊次
-
3 ISBN 9784829125533
内容説明
魔法使いクロタイトを失ない、女盗賊カリッサも砦を去った。ドロス砦に居を定め、集団生活を営みはじめたプライアたち。だが、失なったものはあまりに大きい。プライアは、自信をなくしかけていた。そんな折、カリッサ失踪の原因となった男囚の処罰をめぐり、騎士と囚人との対立が激化、一触即発の空気が流れる。豪雨の夜…ついに事件は起こった。囚人たちの策にはまり、濁流にのみこまれていくエイク。森の中にうごめく、不気味な人影—。この苛酷なる異境は、探訪者たちに、どこまで試練を与えるのか。
- 巻冊次
-
4 ISBN 9784829126363
内容説明
現地の氏族、エリアラの協力により、“混沌の地(ケイオスランド)”に安全な土地を確保することのできたプライアたち。新しい村も完成し、ようやく彼らにも平穏が訪れたかに思えた。だが、ある風の強い夜、事件は起こった。見回りの騎士が“混沌”の襲撃を受けたのだ。“混沌”は手より強力な酸を噴き出し、素手でありながら一人を殺害、一人に重傷を負わせ、森の中に去っていった。人ならぬ“力”を身に付けた謎の存在“混沌”—プライアたちにケイオスランド最大にして最悪の敵が襲いかかる。ソード・ワールドに新しい風を巻き起こした人気シリーズ、クライマックス。
「BOOKデータベース」 より