何度読んでも、いい話 : 人が人と出会う運命の物語
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何度読んでも、いい話 : 人が人と出会う運命の物語
亜紀書房, 2004.2
- タイトル読み
-
ナンド ヨンデモ イイ ハナシ : ヒト ガ ヒト ト デアウ ウンメイ ノ モノガタリ
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内容説明・目次
内容説明
一編の詩にうたれ、青年はみすゞを探して歩き出す。無精者川上澄生が闘志の人棟方志功を触発した。池内紀は卒論で取り上げたカフカを四十代で再読し、短編を訳し始めた。『銀河鉄道の夜』のカンパネルラの謎を追う一人の女性研究者。詩人谷川雁の全詩文集を勝手に作ってしまった編集者。そして“映画の神様”の跡を追う筆者。運命の導きとは知らず歩き出した人々の物語。
目次
- 序章 輝くばかりの「人物」はどこにいるか(「人」を描くことの難しさ—「人物天気図」の斎藤信也の場合;ひとが「人」を描写する—朝日新聞随一の名文家門田勲の場合)
- 1章 人が人と出会う物語—13組の運命(はるか沖をゆく舟になりたい—金子みすゞと矢崎節夫;あっぱれな人生—広岡知男とミツと知彦;「闘志の人」と「無精者」—川上澄生と棟方志功 ほか)
- 2章 「神様」の幻を追いかけて—小津安二郎の世界を歩く(風格のある、いい男だったそうだ;永遠に通じるものこそ常に新しい—大船;一番楽しくて苦しい仕事—茅ヶ崎 ほか)
「BOOKデータベース」 より