書誌事項

虎の門事件

専修大学今村法律研究室編

(今村力三郎訴訟記録 / 専修大学今村法律研究室編, 第33-35巻)

専修大学出版局, 2004.3-2006.3

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タイトル読み

トラノモン ジケン

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注記

1-2: 「特別事件記録之主要調書」大正12年12月28日-大正13年2月22日および大正13年1月6日-大正13年2月7日(別冊ノ二)大正13年1月9日-大正13年3月6日(追加)の複製

3: 判決書, 書簡・他, および新聞スクラップ「死の宣告」の複製

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784881251478

内容説明

虎の門事件被告の難波大助は、その青春期の多感な時期にあって、「大逆事件」の公判記録記事を読むに到って大いに感銘を受け、社会主義(無政府主義)の思想を実行しようと考えたといわれている。虎の門事件は「古今未曽有の不祥事件」といわれたように、大胆なテロの未遂事件である。事件は、関東大震災後の一九二三(大正十二)年十二月二十七日に起こった。事件の舞台となった虎の門は、旧江戸城外門の東海道に向かって最初の見付門であって、白虎にちなんで「虎の門」と名づけられたという。事件の当時ではすでに官庁街である霞ヶ関への入り口として建物が密集していた。山口から上京して東京に滞在していた難波大助(事件当時二五歳)は、地図で検討した結果、この地で摂政の任にあった皇太子の到来を待っていた。一行が国会へ向かう道筋であったことは事前に確認されており、しかも犯行は事前に予告されていた。本巻には、虎の門事件に関する訴訟記録のうち、特別事件記録之主要調書(大正十二年十二月二十八日〜大正十三年二月二十二日)を収録した。
巻冊次

2 ISBN 9784881251560

内容説明

本巻には、虎の門事件に関する訴訟記録のうち、特別事件記録之主要調書、別冊の二(大正十三年一月六日〜大正十三年二月七日)、およびその追加(大正十三年一月九日〜大正十三年三月六日)を収録した。

目次

  • 特別事件記録之主要調書(別冊ノ二)(大正十三年一月六日〜大正十三年二月七日)
  • 特別事件記録之主要調書(追加)(大正十三年一月九日〜大正十三年三月六日)
巻冊次

3 ISBN 9784881251720

内容説明

本巻には、虎の門事件に関する訴訟記録のうち、判決書、書簡・他、および新聞スクラップ(『死の宣告』)を収録した。

目次

  • 判決書
  • 書簡・他(弁護人選任書(大正13年2月22日);今村力三郎(杞人憂)(大正13年10月);今村力三郎の難波作之進宛書簡(大正13年12月8日);今村力三郎の難波大助との接見記録(大正13年11月14日);難波大助の今村力三郎宛書簡(大正13年6月5日);難波大助の今村力三郎宛葉書(大正13年9月1日);難波大助の今村力三郎宛書簡(大正13年11月3日);難波作之進の今村力三郎宛書簡;難波作之進の今村力三郎宛書簡(大正13年1月10日) ほか)
  • 新聞スクラップ(『死の宣告』より抜粋)
  • 解説 国法から観た「虎の門事件」(石村修)

「BOOKデータベース」 より

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