さとうきび畑の唄
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書誌事項
さとうきび畑の唄
汐文社, 2004.1
- タイトル読み
-
サトウキビバタケ ノ ウタ
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内容説明・目次
内容説明
どこまでもつづく青く澄んだ空、まばゆく輝く青く美しい海。昭和16年ころ、沖縄には平和な風景がありました…。いつも明るくユーモアを忘れない父、平山幸一と、そう明で美しい母、美知子、そんな二人に育てられた勇、昇、美枝、春子、健、そして、激しい戦闘の最中にさとうきび畑で誕生した幸子。その年12月8日、太平洋戦争に突入してから、明るい平山家に重くて暗い影がしのび寄る。長男の勇は、紀子と結婚してすぐに出征し、昇と美枝は学徒動員で戦場へ…。ついにはお父さんまで兵隊に駆り出され…。どんなに苦しくても、つらくても、明るくまっすぐに生きぬこうとした家族。戦争は、そんな家族をばらばらにし、平和な暮らしと命を奪っていきました。せつせつと歌われる『さとうきび畑の唄』は、わたしたちに訴えかけます。あの戦争を決して忘れてはならないと…。平成15年度芸術祭大賞受賞ドラマのノベライズ。
「BOOKデータベース」 より