邪馬台国と高天の原伝承 : 「邪馬台国=高天の原」史実は国内で神話化した
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邪馬台国と高天の原伝承 : 「邪馬台国=高天の原」史実は国内で神話化した
(推理・邪馬台国と日本神話の謎)
勉誠出版, 2004.3
- タイトル別名
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邪馬台国と高天の原伝承 : 邪馬台国=高天の原史実は国内で神話化した
邪馬台国と高天の原伝承 : 邪馬台国高天の原史実は国内で神話化した
- タイトル読み
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ヤマタイコク ト タカマノハラ デンショウ : ヤマタイコク = タカマノハラ シジツ ワ コクナイ デ シンワカ シタ
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内容説明・目次
内容説明
『古事記』『日本書紀』は、「高天の原」には「天の安川」が流れ、「香山」があったと伝える。現在、北九州の中央部、福岡県甘木市内や近辺に「安川」「香山」がある。ほかにも、日本神話の伝える数々の地名が、この近辺に実在している。そして一九九二年、この地に巨大環濠集落「平塚川添遺跡」が出現した。「吉野ケ里遺跡」に匹敵するといわれる邪馬台国時代の遺跡である。「卑弥呼=天照大御神」ならば、天照大御神のいた「高天の原」こそ、邪馬台国の神話化した記憶であることになる。邪馬台国の時代と日本神話の時代とは重なりあう。本書では、『古事記』『日本書紀』の伝える邪馬台国を解説。
目次
- プロローグ 忘れられた論争—邪馬台国論争のかげで(日本神話のなかに歴史的事実の核がある;神話と考古学とは歴史の大きなストーリーでも一致する ほか)
- 第1章 「高天の原=地上説」の発展—百家争鳴(「高天の原=大和説」の系譜;「高天の原=九州説」の進展 ほか)
- 第2章 諸説の検討—『古事記』神話の内容分析(邪馬台国問題と高天の原問題;「高天の原=朝鮮説」はなりたつか ほか)
- 第3章 日本国家誕生の地—「邪馬台国」と「高天の原」(「邪馬台国=甘木・朝倉」説—安川が流れている;地名の移動 ほか)
- 第4章 討論—論じ残した諸問題(「地名」は、「言語の化石」;郡名の残存率は全国でも千年で約六割 ほか)
「BOOKデータベース」 より