からだの生化学
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からだの生化学
タカラバイオ , 丸善株式会社出版事業部 (発売), 2004.2
第2版
- タイトル読み
-
カラダ ノ セイカガク
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注記
初版: 宝酒造 1993年刊
内容説明・目次
内容説明
本書はヒトのからだの中で起こる主要な代謝経路を解説したものである。全体の枠組みは現在までの生化学研究で解明された本質的なものを基本に据えた。生化学的本質の理論的説明に留まらず、可能な限り具体的かつ現実的な問題を取り上げ、それを生化学の事実と理論で説明することを試みた。そのため、本書はヒトの運動生理や健康上あるいは栄養上の現実的な問題が、生化学でどのように説明されるかについて興味をもつ人や、生化学を習ったり自分で学習しているが、抽象的であまり理解できないと思っている人のために書かれたものである。本書では、エネルギー代謝を中心にして、各臓器および代謝系におけるATPの消費量を算定して、からだ全体に占める代謝量の割合を評価してきた。この観点からすると、プロテインキナーゼの反応によるATP消費量はきわめて少量で、無視できる量であるかもしれない。しかし、関与するキナーゼの分子種は非常に多く、重要な代謝系のすべてに関与しており、からだ全体に及ぼす影響は絶大である。そのため、第2章にシグナル伝達系の1項目を新しく設けてATP消費系の一つとして取り入れた。
目次
- 第1章 エネルギー代謝
- 第2章 ATP消費系
- 第3章 ATP産生—糖代謝1
- 第4章 糖の相互転換と新生—糖代謝2
- 第5章 脂質代謝
- 第6章 タンパク質の分解およびアミノ酸代謝
- 第7章 タンパク質および核酸の合成
「BOOKデータベース」 より