失われた史前学 : 公爵大山柏と日本考古学
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失われた史前学 : 公爵大山柏と日本考古学
岩波書店, 2004.3
- タイトル読み
-
ウシナワレタ シゼンガク : コウシャク オオヤマ カシワ ト ニホン コウコガク
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注記
大山柏の肖像あり
引用・参考文献: p257-260
大山柏著作目録: p261-266
大山柏関連年表: 巻末p1-3
内容説明・目次
内容説明
陸軍大臣大山巌の次男で陸軍少佐・公爵の大山柏は、戦前の考古学をリードした研究者であった。ドイツで学んだ考古学の手法を取りいれ、私財を投じて史前学研究所を開設し、多方面の発掘調査を行った。史前学研究所跡地の発掘、発掘遺跡の再調査、遺族・関係者への取材などさまざまな角度から、大山柏の人物像を描き、研究所の活動を復元する。
目次
- ある考古学徒との出会い
- 瓦礫に埋もれた研究所の発掘
- 発掘調査を再現する
- 大山柏のおいたち
- 陸軍時代のヨーロッパ留学
- 大山史前学研究所の組織と活動
- 史前学会の活動
- 加曽利貝塚への見学会
- 土器製作技術の基礎的研究
- 初めての泥炭層遺跡の本格発掘
- 縄文農耕論の提唱
- 貝塚の発掘と縄文文化の編年
- 前期初頭の貝塚と漁労活動
- 大山柏と旧石器研究
- 世界に紹介された日本の石器時代
- 北の守りと『基礎史前学』
- 戦後の大山柏
- 大山柏と現代考古学
「BOOKデータベース」 より