花束のかわりに
著者
書誌事項
花束のかわりに
PHP研究所, 2003.2
- タイトル別名
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In lieu of flowers.
- タイトル読み
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ハナタバ ノ カワリニ
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内容説明・目次
内容説明
私たちはみんながいずれは死ぬというのに、どうして死について話すことができないのだろうか?終末期のケアは、ここ数十年ほとんど進歩していない。死の床にいる友人や悲しみに暮れている家族を前にして、あなたを導いてくれる計画書もなければ、祈りの言葉もない。はりさけそうな心の痛みや、とほうもない喪失感は、たったひとりで胸にしまい、克服していかなければならないのか?そうではなく、悲しみの経験を語り合うことによってこそ癒され、死んだ人との関係を築きなおし、生きている人同士を結びつけるのだ。この考えをもとに、著者は自らの喪失についての体験を語る。自殺した父、アルツハイマーのためにホスピスで徐々に亡くなった母、ガンで亡くなった親友—死にゆく人とともに過ごす場所では、しばしば奇跡すら起こり、霊的なエネルギーが満ちていた。本書は、特別な人を亡くした人には慰めを、死をあまり身近に感じた事のない人には、人生のかけがえのない贈り物について深い洞察をあたえてくれることだろう。
目次
- 死について語り合う
- 消えゆく母
- 死者との再会
- 思いがけないつながり
- 思い出すことの大切さ
- 死をものともしないユーモア
- 死の床で陥りがちな過ち
- 夢
- かけがえのない一刻一刻
- 不自然な喪失
- 難病とともに生きた友
- 死を受けいれる子供たち
- 霊的な体験
- 慰めをもたらすもの
- 劇的な蘇り
「BOOKデータベース」 より