書誌事項

正法眼蔵

[道元著] ; 増谷文雄全訳注

(講談社学術文庫, [1645-1652])

講談社, 2004.4-2005.9

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タイトル別名

現代語訳正法眼蔵

タイトル読み

ショウボウゲンゾウ

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注記

底本: 『現代語訳正法眼蔵』(角川書店刊)

道元略年譜: (1) p444-445

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784061596450

内容説明

磨き上げられた迫力ある名文で、禅の奥義を追究した、日本仏教思想史上、屈指の名著『正法眼蔵』。浄土宗の人でありながら、弱年より道元に傾倒、繰り返し繰り返し読み込み、爾来、五十年。味ある名現代語訳、懇切丁寧でわかりやすい注解。人間の真のあり方を求め続けた著者渾身の訳業。道元の主著の真髄とは何か、その本質に肉迫する。

目次

  • 摩訶般若波羅蜜
  • 現成公案
  • 一顆明珠
  • 即心是仏
  • 洗浄
  • 礼拝得髄
  • 谿声山色
  • 諸悪莫作
  • 有時
  • 袈裟功徳
  • 伝衣
巻冊次

2 ISBN 9784061596467

内容説明

真の仏法を追い続けた日本曹洞宗の開祖、道元は、現代にも通ずる哲学的思索を展開した思想家であり、豊かな古典的教養をもった稀代の“詩人”でもあった。きらめく言葉、彫琢された美しい文章、漢語混じりの独特の和文で綴られた『正法眼蔵』。本書では、心の問題を追究した「心不可得」、仏教の真義に迫る「仏性」等の巻々を収録する。

目次

  • 山水経
  • 仏祖
  • 嗣書
  • 法華転法華
  • 心不可得
  • 古鏡
  • 看経
  • 仏性
巻冊次

3 ISBN 9784061596474

内容説明

道元は、精緻をきわめた思索と簡勁を尽くした表現で、仏道は無窮と、間断なき行の大切さを訴え続けた。古の仏者たちの行状を紹介し、修行の意味を深く鋭く論究した「行持」の巻。他宗教で盛んに力説・主張する奇蹟や不思議にではなく、日常茶飯の中にこそ大事があると説く「神通」の巻。真の仏教とは何かを突き詰め論じた巻々を収録する。

目次

  • 行仏威儀
  • 仏教
  • 神通
  • 大悟
  • 坐禅箴
  • 仏向上事
  • 恁麼
  • 行持
巻冊次

4 ISBN 9784061596481

内容説明

中国の高僧、如浄禅師の膝下で学び、得悟した道元は、生命を吹き込んだ言葉で、人間の真の生き方を語る。心と身をもって仏道に励む大切さを説く「身心学道」。この世の時間と空間を超越して存在する悟りの世界とは何かを記す「夢中説夢」。時々刻々と躍動し続けている生と死の全風景を明かさんとする「全機」と「都機」。その他、「光明」「道得」「空華」などの巻々を収録。

目次

  • 海印三昧
  • 授記
  • 観音
  • 阿羅漢
  • 栢樹子
  • 光明
  • 身心学道
  • 夢中説夢
  • 道得
  • 画餅
  • 全機
  • 都機
  • 空華
  • 古物心
  • 全機
  • 空華
  • 古仏心〔ほか〕
巻冊次

6 ISBN 9784061596504

内容説明

『正法眼蔵』の行文は、必ずしも平易ではない。しかし、その思索はいよいよ深く、かついよいよ高い。理解が深まれば深まるほど、その魅力が一層大きくなる。先師如浄の垂示と偈頌を引用し、仏法の何たるかを論じ、私たちの生き方の核心を衝く「梅華」「眼睛」。発心のすばらしさを名文名句で綴る「発無上心」。各篇にみなぎる道元の息吹と思索の跡を丹念に辿る。

目次

  • 梅華
  • 十方
  • 見仏
  • 遍参
  • 眼睛
  • 家常
  • 龍吟
  • 春秋
  • 祖師西来意
  • 優曇華
  • 発無上心
  • 発菩提心
  • 如来全身
  • 三昧王三昧
  • 三十七品菩提分法
巻冊次

7 ISBN 9784061596511

内容説明

道元の言葉は、何故人の心を揺り動かすのだろうか。袈裟や鉢盂を伝持する意味を深く追求した「鉢盂」。虚空をつかむことができるかどうかを論じ合う「虚空」。仏教者の融通無礎なる境地を語る「王索仙陀婆」。仏道の要諦は経巻や仏祖が正伝する知識に裏打ちされた自証自悟にこそあると説く「自証三昧」。綿密でかつ噛んで含めるように仏法を説く巻々を収める。

目次

  • 転法輪
  • 自証三昧
  • 大修行
  • 虚空
  • 鉢盂
  • 安居
  • 他心通
  • 王索仙陀婆
  • 出家
  • 八大人覚
  • 三時業
  • 四馬
  • 出家功徳
巻冊次

8 ISBN 9784061596528

内容説明

人間の生き方を徹底的に突き詰め考えた道元は、練り上げた言葉で、仏教の本道とは何かを説き進める。諸法実相を究め仏の境地に至る道を示す「唯仏与仏」。晩年の道元の心境がにじみ出ている「供養諸仏」。坐禅は最上無為の妙術とひたすら坐禅を勧める「弁道話」。精緻な思索を重ね、その精華を印象深く語り、私たちを仏法の深みへと誘う『正法眼蔵』は不朽の名著である。

目次

  • 供養諸仏
  • 帰依三宝
  • 深信因果
  • 四禅比丘
  • 生死
  • 唯仏与仏
  • 道心
  • 受戒
  • 別輯 弁道話

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA66563766
  • ISBN
    • 4061596454
    • 4061596462
    • 4061596470
    • 4061596489
    • 4061596497
    • 4061596500
    • 4061596519
    • 4061596527
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    8冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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