ライスマザー
著者
書誌事項
ライスマザー
アーティストハウスパブリッシャーズ , 角川書店 (発売), 2004.3
- 上
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- タイトル別名
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The rice mother
- タイトル読み
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ライス マザー
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784048981637
内容説明
1916年、セイロンでひとりの少女が生を受けた。ラクシュミーと名付けられ、賢く活発な少女へと成長した彼女に、マレーシアの大商人との縁談がもちあがる。わずか14歳で妻となり、夫にともなわれてマレーシアに渡ったラクシュミーは、そこで夫の嘘を知る。彼は、大富豪などではなく、あちこちに借金を抱えた小役人だった。持って生まれた不屈の精神で借金を返済しながら、ラクシュミーは男女の双子を筆頭に6人の子どもを次々と世に送り出す。貧しいけれど、温かさに包まれた日々。しかし、折しも日本軍の侵攻にマレーシアの人々が震えあがっていた時代、最大の不幸が一家を襲う…。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784048981644
内容説明
モイニの死は、家族のひとりひとりに暗い影を落とす。憑かれたようにギャンブルにのめりこむラクシュマン、意に染まない結婚を受け入れるアンナ…。しかし、ラクシュマンの娘、ディンプルが生まれたとき、一家に再び光明がさす。ディンプルは、モイニに生き写しだった。祖母であるラクシュミーを慕うディンプルは、一族の歴史を遺すため、テープレコーダーで家族ひとりひとりの肉声を録音しはじめる。自らの子、そして孫へと伝えるために。21世紀を迎え、ディンプルの遺したテープが、その娘、ニーシャによって紐解かれようとしている。80年にわたってつづられた大河小説完結編。
「BOOKデータベース」 より