戦国の山城をゆく : 信長や秀吉に滅ぼされた世界
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書誌事項
戦国の山城をゆく : 信長や秀吉に滅ぼされた世界
(集英社新書, 0237D)
集英社, 2004.4
- タイトル別名
-
戦国の山城を歩く
- タイトル読み
-
センゴク ノ ヤマジロ オ ユク : ノブナガ ヤ ヒデヨシ ニ ホロボサレタ セカイ
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注記
関連年表: p226-234
集英社ホームページ上で連載された「戦国の山城を歩く」の改稿版
内容説明・目次
内容説明
古来、家臣や領民を避難させるシェルターとしての役割をになっていた山城は、地域の人々の団結のシンボルであり、心の拠り所であった。ところが、鉄砲の伝来と織田信長の登場によって、山城は次々と攻め落とされていった。それは、山城を拠点としていた人々の団結と自由が奪われ、中央の権力に従属を強いられていく過程にほかならない—。歴史小説家の安部龍太郎氏が各地の山城を精力的に取材し、スケールの大きな独自の史観をもって戦国時代の大転換期を浮き彫りにした、本格的な歴史紀行文。
目次
- 山城破壊者・信長の出発点(岐阜城)
- 悲運に泣いた信長の叔母(岩村城)
- 琵琶湖東岸の大要塞(観音寺城・安土城)
- 朝倉どのの夢の跡(越前一乗谷城)
- 激戦に散った夫婦愛(小谷城)
- 焼討ちされた中世のシンボル(比叡山延暦寺)
- 松永久秀覚悟の自爆(信貴山城)
- 雑賀鉄砲衆の拠点(弥勒寺山城)
- 光秀の母は殺されたか(丹波八上城)
- 三木の干殺し(播州三木城)
- 畿内をのぞむ水軍の城(洲本城)
- 中世の自由と山城の終焉(紀州根来寺)
「BOOKデータベース」 より