本居宣長の国語教育 : 「もののあはれをしる」心を育てる
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本居宣長の国語教育 : 「もののあはれをしる」心を育てる
溪水社, 2004.4
- タイトル別名
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本居宣長の国語教育 : もののあはれをしる心を育てる
- タイトル読み
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モトオリ ノリナガ ノ コクゴ キョウイク : モノ ノ アワレ オ シル ココロ オ ソダテル
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注記
参考文献リスト: p178-183
略年譜: p184-186
内容説明・目次
内容説明
西洋の国語教育が明確な理論と形式をもって日本の学校における国語科教育へはいってきたとき、わが国の古くからの伝統はどのようにそれを受け止め止揚しつつ、現在の国語科教育を形成してきたか。また未来に向かって形成しつつあるか。ここには、今後の国語科教育のあり方を示唆する問題が多く含まれていると思う。このような問題を追求するにあたって、まず、西洋の国語教育がはいって来る以前の近世の国語教育を明らかにしておくことの必要を思い、近世国語教育史の研究をすすめたい。その手がかりとして、わが国のことばと古典に対する広い研究と鋭い洞察とをもって多くの著述を公けにし、多くの門弟の指導・教育にあたった本居宣長の業績の研究を試みた。
目次
- 第1章 国学者としての宣長の教育観(宣長の思想の成立過程;人間観;教育観)
- 第2章 「文学」の教育(古典理解の方法—本文批判・注釈・解釈;「文学」の構造)
- 第3章 韻文の教育(歌まなび;和歌史;創作;享受)
「BOOKデータベース」 より