里山談義
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書誌事項
里山談義
新風舎, 2003.12
- タイトル読み
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サトヤマ ダンギ
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内容説明・目次
内容説明
「美しい四季ある処に住みながら、その半生を都会で過ごしてしまった」と、退職を機に里山へ移り住んだ一組の夫婦。数多の生き物が息衝く雑木林で、二人は「自然の素晴らしさ」を実感する。若葉色の春山、緑深き夏山、夕焼け色に染まる秋山、白銀の冬山…そして、夜な夜な訪れる愛くるしい訪問者たち…。彼らとの心の交流と、自然が織り成す完璧なまでの生態系を知るうち、人間の生きる道とは何かを悟ってゆく。御伽噺よりもあたたかく、戦争悲話よりも過酷な、大自然の物語。
目次
- 里山・1 プロローグ(日本の原風景—伊賀の春数多生き物育つ森;生態系ピラミッド—鷹高く飛べば峰々たかが庭石)
- 里山・2 夜の訪問者(夜の訪問者—仔狸も来てる来てると妻を呼ぶ;自然は無法地帯—狸等も雨ニモマケズ生きている ほか)
- 里山・3 千客万来(私の宝物—木の葉散る時季にあらぬにコノハ散る;バードテーブル—アャアャと鳴きつ飛び往く初鴉 ほか)
- 里山・4 エピローグ(マント群落—葛花の薫攫いし風よ止め;雑木林—散策にふと立ち留まる菫色 ほか)
「BOOKデータベース」 より