明治文学 : ことばの位相
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明治文学 : ことばの位相
岩波書店, 2004.4
- タイトル読み
-
メイジ ブンガク : コトバ ノ イソウ
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収録内容
- 『浮雲』の時代
- 『浮雲』のことば
- 明治二十二年の紅葉
- 太田豊太郎の憂鬱 : うしろめたさについて
- 石橋忍月の位置 : 「想実論」をめぐって
- 嵯峨の屋の空白
- 批評家正直正太夫
- 緑雨醒客の出発
- 緑雨と鴎外 : 鴎外宛の書簡から
- 一葉のことば
- 『若菜集』と近世歌謡 : 「純粋なる日本想」をめぐって
- 食卓の風景 : 明治四十年代
- 『彼岸過迄』の通話
- 活字と肉筆のあいだ : 『心』の「原稿」から
- 「原稿」で読む『道草』
- 地名のない街 : 『明暗』断章
- 漱石と如是閑の交錯 : <ひとりもの>の論理
- 漱石と中勘助 : 過去の意味
- 漱石のことば
内容説明・目次
内容説明
緻密な読み手として知られる著者が、四迷、漱石、鴎外、緑雨、一葉などさまざまのテクストに就きながら達意の文章によって、この文学世界の魅力を明らめ、論じ、現代に汲み上げている。
目次
- 1 さまざまな出発—明治二十年代(『浮雲』の時代;『浮雲』のことば;明治二十二年の紅葉;太田豊太郎の憂鬱—うしろめたさについて ほか)
- 2 漱石・過去からの声(食卓の風景—明治四十年代;『彼岸過迄』の通話;活字と肉筆のあいだ—『心』の「原稿」から;「原稿」で読む『道草』 ほか)
「BOOKデータベース」 より