「読み」「書き」「計算」で脳がよみがえる : 高齢者がいきいき学ぶ、老人介護施設「永寿園」の挑戦
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「読み」「書き」「計算」で脳がよみがえる : 高齢者がいきいき学ぶ、老人介護施設「永寿園」の挑戦
くもん出版, 2004.3
- タイトル読み
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ヨミ カキ ケイサン デ ノウ ガ ヨミガエル : コウレイシャ ガ イキイキ マナブ ロウジン カイゴ シセツ エイジュエン ノ チョウセン
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注記
参考資料 : p194-195
内容説明・目次
内容説明
“読み”“書き”“計算”の学習により、痴呆性高齢者の脳機能の改善を図る「学習療法」。その研究・実践の舞台である、福岡県大川市の特別養護老人ホーム「永寿園」では、平均年齢八二・六歳の高齢者が、日々、学習に取りくんでいる。半身不随の不自由な体で黙々と鉛筆を動かす人、順番が待ちきれずに、車いすから立ちあがってでも学習席に向かおうとする人、九九歳になったのを機に生まれてはじめて英語を学ぶ人…。高齢者たちのこの学習意欲は、いったいどこからきているのか?いま、どんな研究がおこなわれ、なにが起きようとしているのか?高齢者問題に積極的に取りくむジャーナリスト・高瀬毅が、綿密な取材を通して、「永寿園」の挑戦を描く。
目次
- 第1章 驚きの連続で始まった取材(高齢者が「読み・書き・計算」に挑戦;脳科学の進展で研究がスタート ほか)
- 第2章 高齢者が学習するということ(無理なく楽しくやれる教材;子どもたちが明らかに変化 ほか)
- 第3章 人間と脳の可能性を探る(女の子の脳に起きた変化;できることを積みかさねていく学習 ほか)
- 第4章 見えはじめてきた新しい高齢者像(「自分を意識する」とはどういうことか?;計算による自己認識 ほか)
- 第5章 あとがきにかえて—学習療法の将来(痴呆に対する大きな不安;仙台市でも始まった学習療法の実験 ほか)
「BOOKデータベース」 より