夏服の少女たち : 広島・昭和20年8月6日
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夏服の少女たち : 広島・昭和20年8月6日
(ポプラ・ノンフィクション, 40)
ポプラ社, 1989.7
- タイトル読み
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ナツフク ノ ショウジョタチ : ヒロシマ ショウワ 20ネン 8ガツ 6カ
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内容説明・目次
内容説明
昭和20年4月、広島の女学校に大ぜいの少女たちが入学した。第二次世界大戦は終わりをつげようとしていた。少女たちの日常生活にも、戦争は、その影を確実におとしていた。6月、少女たちは、母親などの着物をほどいた布で、自分たちの夏の制服をぬいあげた。色もがらもふぞろいな夏服だったが、その夏服には少女たちの夢と希望がぬいこまれていた。8月6日、少女たちはその夏服を着て、作業にでかけていく…。少女たちの上級生だった著者が、少女たちの日記をもとにしてえがいた、広島の小さな記録。あなたへの重たい手紙—。
目次
- 序章・ひーちゃんのいた町
- あこがれて、女学生
- リボンとサイレン
- 女の子は女の子
- 夏がくれば…
- それぞれの夏
- 8月6日のほうへ
- そして、少女たちは…
- 終章・のこされた者とのこされた物
「BOOKデータベース」 より