WTO -- シアトル以後 : 下からのグローバリゼーション

書誌事項

WTO -- シアトル以後 : 下からのグローバリゼーション

石見尚, 野村かつ子著

緑風出版, 2004.4

タイトル別名

WTOシアトル以後 : 下からのグローバリゼーション

タイトル読み

WTO シアトル イゴ : シタ カラノ グローバリゼーション

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注記

WTOに関する略年表: p166-171

参考文献: p172-174

内容説明・目次

内容説明

欧米を中心とする多国籍企業に牛耳られているWTOは、多角的貿易交渉を新ラウンドとして合意に導くとの予定に反し、宣言すら出せないまま紛糾を続けている。特に1999年の第3回閣僚会議が開かれたシアトルでは、アンチ・グローバリゼーションを掲げた人々が、世界中から集結し、激しい反対運動を繰り広げ、WTOにひとつの転換点をもたらした。WTOはなぜかくも紛糾するのか?本書は特に、シアトル以後の会議を通して、WTOの問題点を掘り下げるとともに、下からのグローバリゼーションの運動に焦点を当てて、今後の展望を打ち出している。

目次

  • 第1章 WTOの予想された行き詰まり(WTOの発足;農業交渉—ウルグァイ・ラウンドからWTOへ ほか)
  • 第2章 何のためのWTOか(産軍複合体国家がゆがめた農業構造;アメリカの心のふるさと—農業・農村の点描 ほか)
  • 第3章 閣僚会議—そして「緑のグループ」と南の反乱(第一回閣僚会議(シンガポール、一九九六年一二月九日〜一三日);第二回閣僚会議(ジュネーブ、一九九八年五月一八日〜二〇日) ほか)
  • 第4章 ポストWTOの経済原理と実現方策
  • 資料(TOES/JAPANアジェンダ「超国家企業の支配下のクローバリゼーションに対するNGOによる地球的規模での秩序づけの提案」;TOES/JAPAN声明 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA67013396
  • ISBN
    • 4846104044
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    177p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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