仏性思想論
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仏性思想論
(小川一乗仏教思想論集 / 小川一乗著, 第1-2巻)
法藏館, 2004.3-2004.7
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- タイトル読み
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ブッショウ シソウロン
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注記
月報あり
収録内容
- 1: 如来蔵・仏性の研究
- 『宝性論』と『仏性論』 : 「悉有仏性」の三種義を中心に
- 2: 仏性思想の解明
- 智慧から慈悲への動向
内容説明・目次
- 巻冊次
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1 ISBN 9784831833747
内容説明
本書は、「私にとって仏教とは何か」という主体的な課題を、「近代仏教学」による学問的な研究成果を選択しつつ、釈尊の仏教に帰依した先覚者に導かれて思想的に究明しようとした試論である。本巻では、「仏性思想」についての論攷の主たる業績を「仏性思想論」として収めた。
目次
- 1 如来蔵・仏性の研究(『宝性論』における如来蔵・仏性—ダルマリンチェン造『宝性論釈疏』の解読(『宝性論』の内容—思想史的性格と思想体系;漢訳語「仏性」の原語について;如来蔵・仏性の三種義—「悉有仏性(如来蔵が有る)」と説かれた意味;「一切有情に如来蔵・仏性が有る、と説示する必要性」—ダルマリンチェン造『宝性論釈疏』の解読;「一切有情に如来蔵・仏性が有る、と説示する必要性」—ダルマリンチェン造『宝性論釈疏』の解読(和訳);常楽我浄の四波羅蜜多について);如来蔵・仏性の本意—結文としての試論(智慧から慈悲への動向;悉有仏性の意義—一闡提不成仏について))
- 2 『宝性論』と『仏性論』—「悉有仏性」三種義を中心に
- 巻冊次
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2 ISBN 9784831833754
目次
- 1 仏性思想の解明(仏性思想解明についての前提;仏性思想に対する問題提起;「悉有仏性」の意味;仏性思想の思想的意義;仏性思想における空性;仏性思想における四波羅蜜多;悉有仏性と一闡堤;大乗としての悉有仏性)
- 2 智慧から慈悲への動向(智慧から慈悲への動向—如来蔵(仏性)思想の本意;仏の業と仏性の業—『究竟一乗宝性論』における業;如来蔵思想と空;仏性思想における空性の問題;チベットに伝わる如来蔵思想)
「BOOKデータベース」 より