書誌事項

家畜人ヤプー

沼正三[著]

(幻冬舎アウトロー文庫)

幻冬舎, 1999.8

  • 第1巻
  • 第2巻
  • 第3巻
  • 第4巻
  • 第5巻

タイトル読み

カチクジン ヤプー

大学図書館所蔵 件 / 31

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

巻冊次

第1巻 ISBN 9784877287818

内容説明

ある夏の午後、ドイツに留学中の瀬部麟一郎と恋人クララの前に突如、奇妙な円盤艇が現れた。中にはポーリーンと名乗る美しき白人女性が一人。二千年後の世界から来たという彼女が語る未来では、日本人が「ヤプー」と呼ばれ、白人の家畜にされているというのだが…。
巻冊次

第2巻 ISBN 9784877287825

内容説明

ポーリーンに連れられてクララと麟一郎が向かった二千年後の未来は、白人女権専制社会である宇宙帝国イースが支配していた。そこでヤプーは生体手術などの加工を施され、道具として扱われていた。人間椅子、肉便器(セッチン)、畜人犬(ヤップ・ドッグ)、自慰用具の舌人形(カニリンガ)や唇人形(ペニリンガ)…。想像を絶する世界にさまよいこんだ二人の運命は?反ユートピア小説の金字塔、第二巻。
巻冊次

第3巻 ISBN 9784877287832

内容説明

イース人のヤプーに対する態度は、徹底して残酷かつ非道なものだった。クララは初め、嫌悪感を示すが次第に順応していき、やがて麟一郎を私有家畜とすることを決意。去勢手術などの生体加工を施され、変わり果てた姿となった麟一郎は、クララの「尻洗礼(パブティズム)」を受けてヤプー・リンとなった—想像力の限りを尽して描きあげた倒錯の万華鏡、第三巻。
巻冊次

第4巻 ISBN 9784877287849

内容説明

ヤプーは日本人のなれの果てであり、かつての日本列島には「邪蛮(ジャバン)」と呼ばれるヤプーの国が存在していた。ヤプーの間では宗教教育の結果、白神信仰が浸透していて、その始祖こそ天照大神ことアンナ・テラスであった。クララはアンナに会うため飛行島高天原(ラピュータ・タカラマハン)を訪れ、驚くべき歴史の真実を聞く…。記紀神話をも解体、吸収する妄想の迷宮、第四巻。
巻冊次

第5巻 ISBN 9784877287856

内容説明

私は貴女に永久占領されていたいのです。独立国でなく属領になるのが望みです—自らの意志で麟一郎は服従と隷属の道を選んだ。その果てにあるのは至福の快楽か、それとも…。ベストセラーとなった初版以来、数度の復刻と加筆を重ねてきた世紀の奇書が、ついに完結。ポルノから哲学までを内包する逸脱と放埓のシンフォニー、最終増補決定版。

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA67309031
  • ISBN
    • 4877287817
    • 4877287825
    • 4877287833
    • 4877287841
    • 487728785X
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    5冊
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 親書誌ID
ページトップへ